金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(3月14日)】

■海外貴金属市況コメント■
3月14日、NY貴金属市場市場の金は下落。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加金融緩和観測が後退したことを嫌気した向きからの利益確定の売りに下押された。また、外為市場でのユーロに対するドル高の進展やNY原油の下落など貴金属と関連性の高い外部市場の動向が弱材料視された他、ストップ・ロスの売りを巻き込んで下げ幅を拡大させ、約50ドル程度の下げを伴う急落となった。一方で銀とプラチナは、金など主要商品安を眺めてファンド筋らの市場から投資資金を引き上げる動きが加速。(対ユーロでの)ドル相場の上昇も嫌気された上、テクニカルの売りが重なり、それぞれ大きく値位置を切り下げて取引を終えた。

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