■海外貴金属市況コメント■
2月17日、週末NY貴金属市場の金は小幅安。朝方はギリシャ向けの第2次支援への期待感から外為市場でユーロが対ドルで上昇したことに加え、中国人民銀行(中央銀行)が昨年末に金を大量購入し、同国の金輸入急増の要因になったとの見方が報じらたことが支援材料となり、堅調に推移した。しかしその後は、週明けの米国市場が「大統領の日」の祝日で休場となることから、ポジション調整の売りに押され軟調に推移し小幅下落して引けた。一方プラチナはギリシャ支援の期待感から対ドルでのユーロ高とNY株式市場の上昇に好感した買いに上昇して引けた。