金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(1月25日)】

■海外貴金属市況コメント■
1月25日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方はNY原油先物相場の下落や、外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りに押され軟調に推移。中国の旧正月やインドの金塊輸入税の引き上げに伴い実需筋の買いが手控えられたことも弱材料視され、一時は15ドル以上下落した。しかしその後、米連邦公開市場委員会(FOMC)で事実上のゼロ金利を少なくとも2014年まで続けるとの見通しが示されたことを囃して急速に切り返し、プラスサイドへ浮上。また、外為市場でユーロが対ドルで反発したことも金の大幅上昇につながった。約1ヶ月半ぶりに1700ドルの大台を回復して取引を終えた。銀とプラチナ系貴金属は、米国の超低金利政策の継続を受けて投機筋の買いやNY株式市場の上昇を材料に大幅上昇して引けた。

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