金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(1月23日)】

■海外貴金属市況コメント■
1月23日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのユーロ高・ドル安を眺めての買いやNY原油の急伸など国際商品価格の高騰にインフレヘッジとして金の魅力が高まったことも買い材料となった。世界的な産金業界団体であるワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は23日に報告書を公表し、中央銀行による金購入について「2011年の中銀の買い越し額は過去最高となる見通しで、購入は概ね第3、第4四半期に集中した」との見方を示した。一方、銀やプラチナも上昇。ユーロ圏の信用不安の後退を背景に投資家のリスク許容度が高まった他、NY原油の上昇など貴金属と関連性の高い外部市場の動向も強材料視されて騰勢を強め、それぞれ大きく上昇して引けた。

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