金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(1月10日)】
■海外貴金属市況コメント■
1月10日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル高・ユーロ安を眺めての買いや、イランと西側諸国の対立が続き、中東地域の地政学的リスクが高まっている事を背景に原油先物相場の上昇を受けた買いに大幅上昇。一時1トロイオンス=1640ドル台まで買われた。テクニカル面からの買い物も相場の押し上げ要因となった。ただ、終盤にかけ急激な上昇に対する警戒感から利益確定に動く向きがみられ、上げ幅を削る展開となった。一方、プラチナや銀も急伸。金に連れる格好で買いが先行する展開。中国の経済統計が良好であった事やNY株式市場の堅調推移も好感された。