金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況(1月9日)】
■海外貴金属市況コメント■
1月9日、週明けNY貴金属市場の金は下落。朝方は外為市場で前週までのドル高・ユーロ安が一服した事で、買い戻しが先行する展開。一時1トロイオンス=1620ドル台まで値位置を切り上げた。しかし、9日に行われたドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領の首脳会談で、ユーロ危機の解決に向けた新たな具体策が打ち出されなかった為、投資マインドが再び冷え込む格好となり、中盤以降はマイナスサイドに転じ小幅下落して引けた。一方、プラチナ・銀は堅調。為替相場でのドル高一服を背景とした買いやテクニカル買いに支援され、上昇して引けた。