金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格 【海外市況(12月1日)】
■海外貴金属市況コメント■
12月1日、NY貴金属市場の金は下落。朝方は注目されていたスペインとフランスの国債入札が堅調な需要を示した格好となり、欧州債務危機をめぐる投資家の警戒感が後退したことを背景に、外為市場でユーロが対ドルで上昇しこれを受けて堅調に推移した。しかしその後はドルが対ユーロで切り返したうえ、最近の上伸に対するテクニカル売りなどに押され反落、4営業日ぶりに下落して引けた。市場では、金は狭いレンジながら不安定な値動きとなっているが、明日の米雇用統計を注視する動きが強まっている。