金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格 【海外市況(11月16日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月16日、NY貴金属市場の金は下落。欧米の株式市場の下落や総じて良好な米経済指標(米10月の消費者物価指数「CPI」は前月比0.1%低下し、4ヶ月ぶりにマイナスに転じた。インフレ懸念が緩和したことでインフレヘッジの役割をもつ金の魅力が低下)や、欧州債務問題に対する根強い不安感などを背景に外為市場でドルが対ユーロで上昇。この流れを受け金に売りが膨らんだ。終盤にかけ、ややドル安・ユーロ高方向に値を戻したため買い戻しが入り、下落幅を縮小して引けた。