金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(7月17日)】
7月17日、NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を受けた売りや、利益確定の売りに下落して引けた。朝方はバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長証言を受け堅調に推移。米経済情勢次第で金融緩和調整を縮小するとの考えを強調した。また、米商務省がは発表した6月の住宅着工件数が市場予想を下回る内容だったことから、ユーロが対ドルで上昇したことも金買いにつながった。しかし、その後ドルが反転したことや、バーナンキ議長が年内に量的緩和縮小を開始し、来年半ばに終了するとの意向を繰り返すと金も売られた。プラチナも下落。金の下落に追随する形で売られた。