金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安【海外市況(7月10日)】
7月10日、NY貴金属市場の金は小幅上昇。朝方は外為市場でのドル安ユーロ高を受けて堅調に推移。しかし、その後6月の米公開市場員会(FOMC)議事録で、量的緩和の縮小に踏み切る前に雇用市場の調査が必要との意見が多く、これが材料視され軟調に推移し、上げ幅を縮小して小幅高で引けた。一方、プラチナは小幅安。早い段階ではドル安や金の上昇に連れる格好で一時的に続伸したものの、中国の景気減速懸念を背景にプラチナの需要が減るとの思惑から小幅下落して引けた。