金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(5月24日)】
5月24日、週末NY貴金属市場の金は小幅安。本日発表された4月の米耐久受注が良好な内容だったことや、週末を控えたポジション調整による利益確定の売りに小幅下落して引けた。ただ、米国と英国市場が連休前ということで市場参加者が少なく、積極的な商いが控えられたためか値動きは小幅なものにとどまった。市場関係者は「金の上場投資信託(ETF)の売り越しが続いていることが相場を圧迫しているが、一方では、米国の金融緩和継続期待が高まっていることに支えられている面もあり、当面は新規材料がない限り、どちらにも動きづらいのでは」と指摘した。プラチナも小幅続落。安値拾いの買いに支えられてプラスサイドを漂う場面もあったが、その後は金の弱含みに追随してマイナスサイドへと転落。ただ、金同様に連休前で様子見ムードが強まったため、商いは薄く小動きとなった。