金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(5月20日)】
5月20日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。朝方は需要後退懸念などを背景に売り物が優勢となった前週末からの流れを引き継ぎ、4月18日以来およそ1ヶ月ぶりの安値水準となる1330ドル台をつける場面も見られた。しかし、その後は新規の手掛かり材料がないなか、最近の下落に対する売られ過ぎとの見方が広がったことから、安値拾いの買いが先行して下げ幅を縮小。中盤以降はプラスサイドを回復したことを切っ掛けにテクニカル的な買い物がさらに膨らんだため、一時は1400ドルの節目を窺う値位置となるなど大きく水準と切り上げて引けた。一方、プラチナも上昇。新規の独自材料が見当たらない中、金の大幅高に追随する格好。テクニカル要因による買いも見受けられたため、一時は1500ドルの節目を試すなど大幅上昇して引けた。