金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(5月13日)】
5月13日、週明けNY貴金属市場の金は小幅安。朝方は前週末に大きく値を崩した反動から買い戻される場面がみられた。しかし、その後本日発表された4月の米小売売上高がプラス0.1%となり、市場予想(マイナス0.3%)を上回ったため、米国の景気回復期待を背景とした量的緩和策の早期終了観測に加え、外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りに押され、終盤小幅安で引けた。プラチナも小幅続落。中国の鉱工業生産が市場予想を下回ったことを嫌気する向きも見られた。英ジョンソンマッセイ社が「プラチナ・2013」を発表したが市場の反応は限定的となった。