金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(10月19日)】

■海外貴金属市況コメント■
10月19日、NY貴金属市場の金は下落。朝方は、昨日の急落に対する反動から実需筋らによる押し目拾いの買いや外為市場での、ユーロに対するドル高一服、NY原油の上昇といった貴金属と関連性の高い外部市場の動向も強材料視され、堅調に推移。しかしその後は、23日の欧州連合(EU)首脳会議を前にして市場に様子見ムード漂う中、景気の先行き不安を反映した投資家心理の悪化を受けて金から投資資金を引き上げる動きが広がり小幅下落して引けた。銀やプラチナ系貴金属は、スペイン国債の格下げなどユーロ圏の景気先行き不透明感が強まった他、金相場の下落といった弱材料が重なり、いずれも軟調に推移した。

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