金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月5日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月5日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方は、本日発表された米雇用関連経済統計が良好であった事から、外為市場でのドル高ユーロ安を眺めファンド筋の売り物が膨らむ展開。しかしその後は、欧米の株式市場が大幅高となったことで投資マインドが改善したため、次第に買い戻しが優勢となりプラス圏に浮上した。その後も、テクニカル買いなどに支援され上げ幅を拡大し、1トロイオンス=1640ドル台を回復する動きとなった。銀も反発。金同様に取引序盤は値を崩したものの、テクニカル買いに支援されプラス圏に浮上する展開となった。 プラチナは欧米の景気先行き懸念を背景に大幅に売り込まれる場面が見られたものの、欧米の株式市場の大幅高を好感した買い物が優勢となり、上昇して引けた。