金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(9月26日)】
■海外貴金属市況コメント■
9月26日、週明けNY貴金属市場の金は下落。前週末からの流れを引き継ぎ、世界的な景気後退懸念から来る投機資金全般の引き上げ(現金化)傾向が強まった。これを受けて金も売りが殺到して急落し、2ヶ月振りに1600ドルを割り込むとともに、7月8日以来の安値を付けた。その後は、下げ過ぎ感や株式市場の持ち直しなどを背景に値を戻して1600ドル台を回復したものの、引け際には再び1600ドルを割り込んで引ける形となった。プラチナ、銀は下落。市場の急激なリスク回避を背景に本日も大きく売り込まれた。白金は約14ヶ月ぶり、パラジュウムは11カ月ぶり、銀は、一時は10ヶ月半振りの安値をつけた。ただ、売り一巡後には米欧株式市場の上昇などを眺めて急激に値を戻したが上昇にはいたらなかった。