金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(9月23日)】
■海外貴金属市況コメント■
9月23日、週末NY貴金属市場の金は下落。前日の急落状態を継続する中、世界的なリセッション(景気後退)懸念が台頭し投資マインドが急速に冷え込み、投機資金を引き上げる動きが強まったことに加え、節目とされていた1トロイオンス=1700ドルを割り込みテクニカル面が悪化したことで、売りが売りを呼ぶ状態となり、8月24日以来となる前日比3桁安で引けるなど暴落した。ただ、取引終了後の電子取引で急激な下落に対する反動から、やや水準を戻したもの2日続けて大幅下落して引けた。銀も金同様にリセッション懸念を背景に投機筋の投げ売りが殺到し、一時2月14日以来となる30ドルを割り込み、プラチナも一時前日比100ドル超下落するなど、軒並み大きく値を崩す展開になった。