金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(8月30日)】
■海外貴金属市況コメント■
8月30日、NY貴金属市場の金は上昇。シカゴ地区連銀のエバンス総裁が「米連邦準備制度理事会(FRB)がかなりの長期間、強い緩和政策を実施することを支持する」との見解を示したことで量的緩和第3弾に対する思惑が働いた。これを受けて、外為市場でドルが下落。安全資産としての金に買いが集まった。また、本日発表された米消費関連の経済統計が悪化したことでリスク回避姿勢が高まったことも金買いを誘う要因になった。一方、プラチナや銀は 金の大幅上昇に引っ張られる形で、上昇して引けた。