金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月17日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月16日、NY貴金属市場の金は上昇。前日に2011年2月以来約2年2ヶ月ぶりの安値を付けたうえ、1日の下げ幅としては1980年1月22日(143.50ドル)以来約33年3ヶ月ぶりの大きさ、史上2番目の落ち込みを記録したことで、取引序盤からテクニカル買いが先行し、一時は1400ドルの節目を回復する場面も見られた。しかし、その後は一段安への警戒感から上値は限定的となったことに加え、米先物取引所大手CMEグループが16日引けの建玉から貴金属四品の証拠金を引き上げると発表したことから、再び1400ドルを割り込むなど、上げ幅を縮小して引けた。一方、プラチナも上昇。金や米株価の上昇に連れる格好で反発。銀も金や非鉄相場に連れ高となった。