金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(3月25日)】
■海外貴金属市況コメント■
3月25日、週明けNY貴金属市場の金は小幅安。朝方はユーロ圏諸国が25日未明まで続いた財務相会合でキプロスに対する新たな支援実施で合意したことから、安全資産としての金の魅力が後退し、一時は20日以来1600ドルの節目を割り込んだ。その後は欧米の株価の下落を受けて金に買いが集まったが、上げ幅は限定的で終盤は小幅安で引けた。一方、銀・プラチナは小幅高。朝方は金の下落に連れる格好で軟調となっていたものの、その後、金や米株価が安値から切り返したことをきっかけに反発し、小幅上昇して引けた。