金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安【海外市況(3月21日)】

■海外貴金属市況コメント■ 3月21日、NY貴金属市場の金は小幅高。キプロスをめぐる信用不安の再燃で上昇。欧州中央銀行(ECB)がキプロスに対し、ユーロ圏の支援合意がなければ週明け25日に資金供給を停止すると通告したことを受け、キプロスの金融システムが破綻するとの懸念が高まり安全資産としての金が買われた。しかし、外為市場でのドル高ユーロ安を眺めての売りに上げ幅を縮小し、終盤小幅高で引けた。一方、プラチナは小幅下落。これといった材料のないなか、NY株式市場の下落を眺めた売りに小幅下落して引けた。
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