金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安【海外市況(3月14日)】

■海外貴金属市況コメント■ 3月14日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方は本日発表された米週間新規失業保険申請件数が事前予想を下回るなど改善を示す内容(ー週間の新規失業保険申請件数は33万2000件、市場予想は35万件)となったことで、最近の米経済指標の良好な内容と相まって同国の景気回復期待がさらに強まる格好となった。これを受け、安全資産としての金の魅力が低下したことから売り優勢の展開となり、一時は1570ドル台まで下落。しかし売りが一巡すると、外為市場でのユーロ高ドル安を受けての買いに反発し、終盤は小幅高で引けた。一方、プラチナは小幅安。利益確定の売りに押されたが終盤にかけNY株式市場の上昇に好感した買いに、下げ幅が限定的となった。
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