金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(3月1日)】

■海外貴金属市況コメント■ 3月1日、週末NY貴金属市場は下落。これといった材料のないなか、外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りにより下落。ユーロ圏消費者物価指数の鈍化やユーロ圏失業率の上昇を背景に、欧州中央銀行(ECB)による利下げ観測が浮上した。一時、最近の下落に対する警戒感から買い戻され上昇する場面も見られたが、買い一巡後は再び地合いを緩め小幅下落して引けた。一方、プラチナも下落。低調な2月の中国PMI(製造業購買担当者景況指数)やユーロ圏経済の先行き不透明感から、需要減退観測が強まった。終盤にかけNY株式市場が上昇に転じると下げ幅を縮小して引けた。
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