金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(1月17日)】
■海外貴金属市況コメント■1月17日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方は本日発表された米新規失業保険申請件数が5年ぶりの低水準となったほか、住宅着工件数は約4年半ぶりの高水準を記録した事で、米国の金融緩和策の解除時期が早まるとの思惑が広がり、ファンド筋の売りで軟調に推移した。しかし、その後発表されたフィラデルフィア連銀・製造業景況指数が低調であったため、買い戻しが入り上昇、約1ヶ月ぶりの高値圏に浮上する展開となった。一方、プラチナも続伸。金同様に取引序盤には売り物が先行し、一時1670ドル台前半まで値を崩したものの、その後は反転し小幅上昇して引けた。NY外為市場で円安ドル高が進行。一時は2010年6月以来となる90円台前半をつけた。