金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(1月14日)】
■海外貴金属市況コメント■1月14日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。米国の量的緩和継続に対する期待や前週末の下落を受けた買い戻しが先行した。シカゴ連銀のエバンス総裁はこの日香港での講演で、原稿の金融緩和に対する肯定的な姿勢を表明。この発言を受けて金に買いが強まった。プラチナも上昇。世界最大のプラチナ生産会社アングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)が赤字に転落するとの見通しを背景に、不採算や収益の薄い鉱山の閉鎖するとの観測が広がったため、ファンド筋の買い物が先行する展開。一時1665ドルまで上昇、約3ヶ月ぶりの高値圏を付けた。