金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(1月4日)】

■海外貴金属市況コメント■ 1月4日、週末NY貴金属市場の金は下落。朝方は、外為市場でのドル高ユーロ安を眺めての売りや昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容を受けて、米資産購入計画の早期終了観測が浮上。インフレヘッジとしての金の魅力が後退するかたちとなったため、取引序盤は手仕舞い売りが集中した。その後、米雇用統計が発表され非農業部門の就業者数は15万5000人増加となったが、失業率は予想ほど改善しなかった。これらの結果を受けて、米経済の先行き見通しに不透明感が再浮上したため、貴金属全般には買い戻しが入ったが上昇には転じなかった。一方、プラチナは、下落。終盤にかけ米自動車販売の増加で下支えられたが金同様に上昇には転じなかった。
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