■海外貴金属市況コメント■
10月26日、週末NY貴金属市場の金は小幅安。朝方はこれといった材料のないなか、NY株式市場の下落やNY原油先物相場の軟調を眺めて金も売られた(NY原油は終盤小幅高)。その後発表された米GDP(速報値)の数値が予想を上回った事を材料に買い戻され上昇する場面も見られたが、買いを継続する勢いは続かず、終盤にかけ週末要因によるポジション調整の売りに押され小幅下落して週末の取引を終えた。一方、銀やプラチナも下落。銀は前日とほぼ変わらずの小幅安で引けたが、プラチナはNY株式市場の下落に伴う世界的な景気悪化よる需要減少懸念から大幅下落して引けた。