■海外貴金属市況コメント■
10月24日、NY貴金属市場の金は下落。NY原油先物相場の下落や外為市場でのドル高ユーロ安を眺めての売りに押された。本日は市場の注目を集める米連邦公開市場委員会(FOMC)発表待ちとなったが、早い段階では金融当局が低金利政策を当初予定より早めに終了するのではないかとのおもむきで、金の売りを誘い一時1700ドル台を割り込む場面も見られた。しかし、その後発表されたFOMCの声明はこれまでの方針を継続するとの内容に金も買い戻され、1700ドルを回復して引けたが上昇にはいたらなかった。プラチナも下落。大きく下落した前日の流れを引き継ぎ、本日も売りが先行する展開となり、約7週間振りの安値を記録して引けた。