■海外貴金属市況コメント
10月23日、NY貴金属市場の金は、下落。大手ムーディーズ.インベスターズ.サービスは前日にスペインの5自治州を格下げしたことにより、欧州債務不安が再燃したことから、外為市場でドル高、ユーロ安が進行。これを受けて金も売られた。一時は節目の1700ドルを試すかのような勢いで値を下げたが、とりあえず1700ドル台を維持して引けた。一方、銀やプラチナも下落。金同様にドル高・ユーロ安や欧米の大幅株安などを嫌気して売り込まれた。プラチナは下値抵抗線を下抜けた事もあって、一段と売り込まれる展開となった。