■海外貴金属市況コメント
10月22日、週明けNY貴金属市場の金は、小幅高。朝方は軟調に推移し、前週末に付けた約5週間振りの安値を下抜ける場面も見られた。しかし、売り一巡後は安値拾いの買いや、スペインのローカル選挙の結果をきっかけに同国の支援要請について楽観的な見方が広がった。これを受けて外為市場でユーロが反転し対ドルで上昇、この流れを受け金も買われ小幅上昇して引けた。一方、プラチナは 前週末の流れを引き継いで下落した。その後ドル安・ユーロ高で反発する場面もあったものの、終盤にかけて売られ小幅安で引けた。外為市場で円が急落。日本の9月の貿易統計が過去最大の赤字を記録し追加金融期待が広がった。