■海外貴金属市況コメント■
9月17日、週明けNY貴金属市場の金は小幅安。米追加金融緩和の決定をうけて急伸した前週の反動による利益確定の売りに押され小幅安で引けた。朝方は欧米での追加金融緩和を背景に、金市場への資金の流入期待が相場の押し上げ要因となり続伸する場面も見られたが、その後は約6ヶ月ぶりの高値を付けたことに対するテクニカル売りに押され反落となった。銀は金の下落に連れ安。プラチナは引き続き南アフリカの鉱山でのストライキが下支えとなるものの、最近の上昇に対するファンド筋によるテクニカル売りに大幅下落して引けた。