■海外貴金属市況コメント■
9月5日、NY貴金属市場の金は小幅安。本日6日にECB定例理事会・BOE政策金利決定会合があり、翌7日には米雇用統計の発表がある事から、市場では様子見気分が広がり、積極的な商いは控えられるなか、このところの上昇に対する利益確定の売りに圧迫された。ただ、終盤にかけ外為市場でユーロが対ドルで堅調に推移、これらを眺めた買いに支えられ下げ幅も縮小し小幅安で引けた。銀も小幅下落。金同様、上げ過ぎ感から来る売りに圧迫された。一方、プラチナは上昇。金や銀と同じように調整の売りに押される場面もあったものの、次第に値を戻してプラスサイドで引けた。南アでの騒乱が未だ続いている事が支援材料になった。