■海外貴金属市況コメント■
8月23日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル高ユーロ安を受けての買いや、昨日のFOMC議事録で早期の米追加金融緩和期待が再浮上したことを受けて、米国債の追加購入が早期に導入されるとの期待が高まり、インフレ懸念の浮上とともに買いが先行した。一時1トロイオンス=1670ドル台後半をつけるなど高値圏で引けた。銀もこれに連れる動きとなり、ファンド筋の買いが集まったことから大幅続伸となった。一方、プラチナも金に連れて買われたほか、南アの供給不安が材料視されて大幅続伸となった。パラジウムも大幅続伸して引けた。