金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安 【海外市況(6月15日)】

■海外貴金属市況コメント■
6月15日、週末NY貴金属市場の金は上昇。17日のギリシャ議会の再選挙を控え模様眺め気分が強まるなか、各国の主要中央銀行がギリシャ選挙後、市場の混乱を抑えるため協調的な流動性供給に踏み切るとの期待感が好感されたほか、本日発表されたニューヨーク連銀・製造業景況指数が予想を大幅に下回り、米鉱工業生産指数やミシガン大学消費者信頼感指数・速報値も予想を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加金融緩和(QE3)観測が強まりドルの先安観が強まったことから、金は6営業日続伸となった。銀は上昇。プラチナは朝方は金や欧米株価の上昇に連れ高となっていたものの、その後は5月10日以来となる1500ドルの節目を回復できなかったことに対するテクニカル売りに押され前日比ほぼ変わらずの小幅安で引けた。NY外為市場で円が対ドルで上昇。

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