金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(6月14日)】

■海外貴金属市況コメント■
6月14日、NY貴金属市場の金は小幅高。本日発表された米国の第1四半期経常赤字が3年3ヶ月ぶりの高水準に拡大し、米新規失業保険申請件数も予想よりも悪い内容となったことを背景に、外為市場でドルがユーロに対して軟調に推移。また、前日に続き米連邦準備制度理事会(FRB)による追加金融緩和(QE3)観測が強まったことからドルの先安観が強まり、金は5営業日続伸となった。ただ17日のギリシャ議会の再選挙を控えた持ち高調整の売りや、最近の買われ過ぎ感からのテクニカル売りに頭抑えられ、上げ幅を縮小し小幅上昇して引けた。銀は続落。プラチナは原油や米株価の上昇に連れ高となったことに加え、7日の高値1471.20ドルを上抜いたことで、ストップロスの買いを巻き込み大幅上昇して引けた。

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