金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(5月22日)】

■海外貴金属市況コメント■ 5月22日、NY貴金属市場の金は下落。朝方は昨日の取引で1トロイオンス=1600ドルの節目を突破出来なかったことによるテクニカル的な売りに押され、弱含みで推移。中盤以降はNYダウの上昇による投資家心理の改善などを背景に下げ幅を縮小する場面が見受けられたものの、米格付け会社イーガンジョーンズ社がスペインの格付けを「BBプラス」から「BBマイナス」に引き下げたことで外為市場でドルが対ユーロで上昇。これを受けて金は下落して引けた。一方、プラチナは明日の欧州連合(EU)非公式首脳会合で新措置が打ち出されるとの期待感から堅調に推移する場面があった。しかし買いが一巡すると、対ユーロでのドル高が嫌気され、小幅下落して引けた。
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