金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況コメント(5月15日)】

■海外貴金属市況コメント■
5月15日、NY貴金属市場の金は小幅安。朝方は欧州連合(EU)統計局が15日発表した第1四半期(1月-3月)のユーロ圏実質GDP速報値は、ドイツが前期のマイナスからプラス0.5%に転じたことが主因となり前期比横ばいとなった。外為市場ではユーロ高ドル安基調で推移し、これを眺めた買いや宝飾関連の実需筋による買いで上昇した。しかし、終盤にかけギリシャ連立協議はまとまらず、6月中旬の総選挙実施が確定したと報じられるとユーロ安・ドル高が進んだ。これを嫌気した売りに押されて金はマイナスサイドに転落し、小幅安で引けた。一方、プラチナは ドイツのGDPが予想を上回ったことで買い戻しが入が入り小幅上昇して引けた。

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