金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(4月18日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月18日、NY貴金属市場の金は下落。スペインの財政問題の再燃などユーロ圏の信用不安を背景に外為市場でユーロが対ドルで下落。これを眺めての売りに軟調に推移した。その後、中国の温家宝首相が欧州の景気回復及びユーロの安定を引き続き支援するとの考えを示した事で、ユーロ高・ドル安方向に切り返したため金相場は下げ幅を縮小する場面が見られたものの、買い一巡後は再び地合いを緩め、1630ドル台後半で取引を終了した。一方、プラチナは軟調。ドル高に加え、NY株式市場や原油相場の下落を囃した売りに小幅下落して引けた。